キノシタ図書館
こんばんは!
あげもとです(。・ω・。)
読者家のオーナー、キノシタさんに最近よく本を借りてます。
まずは、映画化もされた吉田修一さんの
“怒り”
愛する人が殺人犯だったら。。。
人を信じる難しさを改めて感じた本でした。
裏切られたときの悲しさより、自分が信じきれなかったときの、ぶつけようのない苦しさ、切なさ、悲しさの方が辛いものだな…と。
映画も観ましたが、どちらも良いです!
続いて、井岡瞬さんの
“代償”
こちらは、読んでいて本っっっ当に嫌な気持ちになりました!!!笑
何故こんな本を…
と始めは思っていましたが、読み出すと続きが気になって、一気読みでした。
こんなにも性格がひねくれていて、最低な人がいるのか…と、イライラしっぱなしでした(^^;)
疲れるし、どんよりする話でしたが最後はすっきり!おもしろかったです。
そして、こないだ読み終えた、奥田英朗さんの
“オリンピックの身代金”
昭和30年代の東京オリンピック開催にむけて、どんどん美しく成長していく東京。
それを支えているのは、まだまだ貧しいまま取り残されている地方からの出稼ぎ労働者で、その人たちのあまりに低い評価に疑問を感じた東大生が、なんと爆弾を使ってオリンピックを妨害します。
警察の追跡と、犯人が犯行にいたるまでの追いかけっこのテンポが良くて、おもしろかったです!
人を傷つけるつもりは全くなく、政府を相手に正義感をもっての彼の行動に感心してしまうし、気づけばその東大生を応援してしまっている自分がいました(^^;)
新しいパターンでした☆★
今も急ピッチで東京オリンピックに向けて、無理な労働を強いられている人たちがたくさんいるんですよね。
このタイミングで読めて良かったです!
以前ドラマになってたみたいですね!
気になる方は、キノシタ図書館まで。
ヒナタヘア
宝塚市中州1-2-15
0797-73-1177