こんな傑作は久しぶりです
おはようございます。ヒナタヘアのキノシタです。
たまに小説を読んでもブログに紹介するまでには至らない作品が多いこの頃ですが、久しぶりに傑作に出会えました。
奥田英朗の「オリンピックの身代金」です。
以前から気にしていた作品ですが、正月からやっと読み終えました。
舞台は敗戦から経済が復活していく昭和39年。
東京はアジア初のオリンピックを目前に控え熱狂に包まれていた。
オリンピックの中止を願う犯人の動機が実に細かく描かれていて、本当にその時代に迷い混んだような錯覚に陥ってしまいました。
個性的なキャラクターから、スピーディ-な展開まで、文句のつけようがない100点満点です!
最近はドラマにもなったようですね。
キャストもみんなピッタリあうなぁ。